旅行動画にぴったりなビデオカメラとは?OsmoPocketが最適
旅行動画に必要なビデオカメラ。といってもビデオカメラは種類が多すぎてどれを選んだらいいのかわからなくなりますね。
そんなあなたに最適な旅行用ビデオカメラをご紹介。
さて旅行動画に使われるビデオカメラは、この3つに分かれます。
- ホームビデオカメラ
- アクションカム
- スタビライザー付きカメラ(osmopocket)
家庭用としても使えるホームビデオカメラ

運動会でよく見る家庭用ビデオカメラのことです。皆さんにとって一番身近にあるのではないでしょうか。
主なメーカーはSONY・Panasonic・JVC等々。
SONYは手振れ補正、Panasonicはバランス、JVCは防水防塵が売りです。
一般的なホームビデオカメラのメリットは
- 持ってる家庭が多い
- ズームできる
- 手ごろな価格
- 多用途
という所だと思います。逆にデメリットは
- 手振れ補正が弱い
- 少し大きい
- 街中で持ち歩くと悪目立ちする
等が挙げられますね。ちなみに経験談です。
家庭用ビデオカメラを持って街中を歩くと正直ナメラレマス。業務機を持っていったら大丈夫でしたが、普通そんなお金ないはずです。
また運動会などを意識して作られているため、立ち止まってズームする際の手振れ補正は優秀ですが歩き撮りは苦手です。
以上のことからホームビデオカメラは「歩き撮り以外のシーン撮影」が有効です。例えば捨てカットと呼ばれるところやズームを効かせた映像等が挙げられます。
ズームは他の2種にはない専売特許ですし、立ち止まって少し撮る分にはナメられません。気にしなくていいです。
結論:サブとして使うと最高
オススメ機種 SONY FDR-AX45

ホームビデオカメラでオススメなメーカーはSONYです。私がSONY信者なのもありますが。
この機種は空間光学手振れ補正という強力な手振れ補正を兼ねそろえており、気を使いながら歩けば一応歩き撮りできるくらいにぶれを抑えることができます。
暗所に強く、画質も良好、ズームも聞くので普段使いもしやすく、4kも取れるので家庭をお持ちの方は特に良いでしょう。
旅行動画以外でも使いやすいアクションカム

アクションカムと聞いてもピンとこない方がいるのではないでしょうか。
簡単に言うと芸能人がヘルメットに着けているアレです。
有名メーカーはSONYやGopro・Nikon等。特にSONYとGoproが二強です。
アクションカムのメリットは
- 小さい
- 軽い
- 手振れ補正が強い
- 目立たない
- 意外に画質が綺麗
- 防水
というところが挙げられます。ただデメリットとして、
- ズームできない
- マイクの質が悪い
- 操作しにくい
- 手振れ補正が100点ではない
などが存在します。
ズームはできませんがその代わりに小型化でき、レンズも特化した綺麗なものが使えます。(単焦点レンズ)
アクションカムは目立たずに撮影でき、それっぽさも出るため周囲を気にする必要がないです。それが意外とモチベーションの維持につながります。
さて、手振れ補正もよく小型軽量で一見歩き撮りに最適なカメラではありますが、これがあれば大丈夫とも言えません。
カメラ単体の手振れ補正にも限界があるのです。プロのカメラマンの歩き方を習得しない限り歩行は強い衝撃を伴います。そのため雑に撮影すればぶれてしまうのです。もちろんホームビデオカメラよりは和らぎますが。
この場合スタビライザー(ジンバルとも)という機械が必要です。例えばカメラが下に3°回転する(手振れ)と上に3°回転するという動作で打ち消します。
ただそれをするならコスパ的にスタビライザー付きカメラをお勧めします。
ただ、スタビライザー無しでも使える最強のアクションカムがひとつだけ存在します。
最強の手振れ補正「Gopro Hero7 black」

唯一雑な撮影をしても手振れしないのがこの機種。ハイパースムースという機能で絶賛されています。
ただこのカメラの映像は「色が加工度が強め・夜にめっぽう弱い(電子式手振れ補正の影響)」などの欠点があり、これらが気になる人もいます。私はそうでした。気にしない人であれば最高の旅行カメラになるでしょう。
手振れ補正は少し妥協。そのほかは最強「SONY AS300」

もし多少の手振れは許容範囲内、色がナチュラル、夜にも弱くない、マイクも優秀というアクションカムをお探しであれば、SONYのAS300がお勧めです。
上位品にx3000という機種がありますが、4kに対応するかどうかの違いで他は全く一緒です。編集が重いのと熱停止が起こりやすい関係上フルHDの方でもいいと思います。
結論:少し妥協すればかなり強い
最強のスタビライザー付きカメラ osmopocket

ほとんどの方が知らないカメラなのではないでしょうか。
このカメラはスタビライザー機能とカメラが一体になった機種です。このシリーズを展開しているのは今のところDJIという中国メーカーのみ。中国メーカーと聞いて険しい顔をされる方もいるかもしれませんが、このメーカーは別格です。
電動ジンバル(スタビライザー)とドローンの界隈ではとてつもない知名度と信頼を得るメーカーで、映画の撮影でもDJIの何百万円する機材が良く使われます。私もDJIの機器を触ったことがありますが、日本製と言われて疑わない造りの良さ、中国メーカーの強みであるトレンドへの適応性を兼ねそろえ、並みの企業では作れない製品でした。
このタイプで現在生産されているのはDJIのOsmoPocketという機種のみなのでこの製品に絞って解説しようと思います。まずメリットとして、
- 超小型
- 軽い
- ほとんど手振れしない
- 目立たない
- カジュアルな製品なのでオタクっぽくならない
という点が挙げられますので旅行用カメラに超最適です。さてデメリットですが、
- 電池交換式ではないので充電待ちが発生する
- SONY等に比べると画質は落ちる
- 車載動画に使うためにはコツが必要
- 値段が少し高い(4.5万円)
- ズームはできない
このカメラは旅行動画のために作られたといっても過言ではありません。重さはなんと116gで、手で握るとカメラ部分がひょこっと顔を出すくらいの小ささは機動力抜群。目立たないようにかつ手振れを極限まで抑えながら撮影できるため「撮影のための旅」ではなく「旅のついでに撮影」ができるのです。
カメラメーカーではないのでSONYのアクションカムと比べれば多少画質が落ちますが、私的にはGoproより優っていると思います。
また充電は140分持続します。本気で撮ろうとすると充電待ちが発生するので空き時間を活用するといいでしょう。このバッテリーは取り外し式にしてほしかったですね。今後に期待です。
またアクションカムと違いバイクや車のガタガタな振動を吸収するのが苦手なので車載動画を撮影する際にはコツが必要です。まずはこの動画を見てください。
このように間にばねを挟むことが必要です。ただ別にこの方式が悪いとは思いません。手間がかかるけども最も手振れを抑えられて夜にも強い(電子式手振れ補正ではないため)理想的な車載マウントだと思います。車載動画も視野に入れている人はぜひご検討を。
結論:最強
さいごに

ここまで称賛しておいてなんですが私はSONYのRX0(小型カメラ)とG5という小型ジンバルを使っています。
予算にわき目を振らず画質だけを求めた場合の構成なのですが、コスパの良さで比較したらOsmoPocketに完敗ですし、youtubeやニコニコの画質なら画質の違いもほとんどわからないでしょう。
というわけで皆さん。osmopocketを買いましょう。
そして旅行動画界を盛り上げてください!
もし投稿したら連絡してくれると嬉しいです。すぐ見に行きます。